断酒2日目:アル中必見映画「溺れる人」
昼間、やることもなくYouTubeで映画の「溺れる人」を見た。
篠原涼子がアル中で、西島秀俊が酒の飲めないだんなさん役のやつ。
これ、映画だからおおげさなんだよね?実際に半狂乱でゴミ捨て場漁って、空いたボトルから酒飲んだりしないよね?と思いながら…いやいや、するかもな、と思った。酒で記憶を飛ばしたことがある以上、ありえないなどと断言はできないのだ。
自分の離婚原因は酒がらみではないけど、これアル中の家族は本当に辛いよなぁと思った。篠原涼子みたいな美人の嫁さんでも、お酒飲んであんなふうになっちゃう時点で無理。いかに他の部分がパーフェクトでも。「飲んでるときと飲んでないとき、どっちが本当のお前なんだ!」って秀っちが叫んでたけど、飲んでない側からしたら本当にそう聞きたくなるよなぁ。
とにかく、見てない人は見てみて。自分アル中かも、っていう人にとっては下手なホラー映画より怖い映画だから。
アルコール依存症は、治らない。よく言われることだけど、自分はそうじゃないってまだどこかで信じていたい。普通の人と同じように、お酒を嗜めるって信じたい。完全にお酒をやめてしまうことに、まだ心のどこかで抵抗を覚えてる。
そして、そう思っているうちは、きっと、まだまだ制御できていない依存症予備軍なんだろう。
まだ、手前で踏み止まっていると信じたい。
だから、今日もきっと飲まない。