8年間呑み続けた男・35歳からの断酒日記

決してアル中ではありません。と言い張る私の断酒備忘録。

嫉妬という、煮ても焼いても食えない感情。

嫉妬って、醜い。男のそれは、特にみっともない。
こんなにも人を翻弄する感情を、なぜ神は与えたもうたのか。


神よ、これ要らないだろ。生きてく上で全く不要だろ。
なのに、私はすこぶる嫉妬深い人間だということに、今更ながら気付いた。

 

私たちは社内恋愛で、職場の人には内緒にしている。当然、バレれば仕事がやりづらくなるであろうという深慮からである。でも、それ自体は特に負担になることは無いと思っていた。離婚した前の妻とも社内恋愛だったし、いっこ前の彼女も社内恋愛だ。そのいずれも、特に嫉妬などという感情を抱いたことはなかった。

 

なのに、今回は半端なく嫉妬してしまう。
もう本当、疲れる。いいじゃん、彼女が誰と話そうとさ。職場だよ?誰もそんなこと意識してないよ?

実は、嫉妬してしまう理由についてはもうハッキリしている。

彼女が八方美人なのだ。八方どころかもう360度全方位パノラマ美人。RICOH THETAもびっくりの全天球カバータイプ。

個人的には、もっとつんけんしてほしいの。俺以外には。職場でのあだ名が「鉄仮面」とかでも全然いい。むしろタイプ。お前は蒼波純かっていうくらい笑わないでほしい。そんなに全方位に笑顔を振りまいて、やたら近距離に立たないでほしいの。もう私だけを見て!なの。

 

でもそんなことは男として言えないの。嫉妬してるだなんて。

自分に自信がないことの何よりの証明になってしまうから。

そして、そんな男に魅力がないなんてことは、私でも容易に想像できるから。

 

だから余裕綽綽でふふと笑ってグラスワインでも傾けながら、もっと愛想売って非モテ社畜共を勘違いさせてこいよとか言ってたいの。本当は。それが私の中の理想の漢像。モデルは福山雅治なの。もしくは西島秀俊。あいつら嫉妬とかしなさそうじゃん。されこそすれ。

どうしたら嫉妬せずに過ごせるかなー。やっぱり自信かなー。お前なんか仮に誰かと浮気したとしても、そいつは俺より良い男なわけないんだから後悔するだけだぞ。みたいな。

 

とりあえず20kgくらい痩せて、あと700万円くらい年収上がらないとなー。
わりと現実的じゃん。大丈夫大丈夫。

 

 

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