8年間呑み続けた男・35歳からの断酒日記

決してアル中ではありません。と言い張る私の断酒備忘録。

35億本売れるローターを本気で考える

すまんな。酒を飲んでいるんだ。

 

というわけで、昨日はじめて彼女にローターをプレゼントしたわけだが、その使い勝手の悪さたるや。まぁ、1000円強の安物ローターに何を求めるのか、と言われてしまえばそれまでだが、私は一夜明けた今日に至るまで、っていうか今日も終わろうかという、つい先ほどまでローターについて怒りを覚えていた。

 

私なら、もっと良いローターが作れる。

 

そうだ。世界中の女性が喜ぶローターを考えよう。もう空前絶後、史上最強、採算度外視、天地創造レベルのローターを。ブルゾンちえみ曰く世界中の男の数が35億らしいから、女性もだいたい同じくらいだろう。

 

 

世界中の女性が一人一本。35億本売れるローターを、この場で私が考える。歴史的瞬間だ。刮目して見よ。HERE WE GO!

Exterior~外装~

既存のローターの陳腐な外装はどうだ。軒並みピンクのつるっとした、いかにも人工物、よく言えば万人向け、悪くいえばありきたり。性欲を解消するためだけに作られた、実用性しか重視してない、エンターテイメント性を完全に排した駄作だ。アイリスオーヤマの家電か?それではだめなのだ。性は楽しみ。義務ではない。個人の嗜好を満たすべく、追求を重ねるべきなのだ。

やはりローターとはいえ、女性はそこに男性の指使いを想像するのではないか。理想の男性、彼氏、時には道ならぬ恋を重ね、そっとそれを秘部にあてがうのではないか。

すると自然と、外装は決定する。人の指の形だ。というか、手の平全体を造形するのが正解だ。

好みの手、というのがあるだろうから、そこはラインナップしよう。骨太の手、毛むくじゃらの手、しなやかな手、おおきな手。それぞれ土方やマタギ、ピアニスト、アイススケート選手や力士などからモデリングし、可能な限り実物に近づける。リアルに造形する。スポーツモデルにおいては各界の代表、たとえば白鵬羽生結弦選手などにも協力を仰げれば、プロモーションに強烈なインパクトを与えられるだろう。

Performance~性能~

人の手をリアルに再現する、というコンセプトが決まった時点で、内蔵する機能の方向性はかなり固まったと言える。つまり、人の手の形で可能な、でも人間には不可能な、ローターだからこそ可能なアイデアをふんだんに盛り込むべきだろう。

想像してほしい。うん、仮にここにあるのが羽生結弦モデルだとしよう。その手の平を模した新型ローター。これからあなたはそれに身を委ねるのだ。さぁ、何を望む?

 

私は男性だが、仮に女性だったとして、そんなにパワフルな動きは求めない気がする。あ、羽生結弦モデルの場合ね。

しなやかな指の先が細かく、しかし時には核を捉え円を描き、高まりに合わせノックを繰り返す…あれ、上出来な官能小説みたいですね。フランス書院の方、オファー待ってます。

そう、大事なのは自分の高まりに合わせて動きが変化していく、という部分ですね。これはぜひ搭載したい。嘘発見機とか、血圧測定機とかそのへんの技術で、相手の脈拍とか体温に合わせて挙動を変えていく機能。これを搭載しましょう。

加えて、人工物だからこそ可能な細工も施したい。

私が帰りの横浜駅の乗り換え時間で閃いたのは、指先に極小の穴が空いていて、そこから媚薬の類がじんわり滲み出てくる、という機能であります。外装部に温湿度センサーを配し、その具合により愛液とほぼ同量の媚薬の類が滲み、ナチュラルに普段以上の快感を得られるという。

ただ、この機能はどうかな。滲み出る媚薬とかの成分にもよると思うんだけど、もしかしたら法的にNGな可能性もあり、このへんは法の整備か待たれるところでもある。

Sales Channels~販路~

 通販は当然やるけど、それだけでは35億本は売れない。多分。

もっと当たり前に女性が出入りし、生活に密着し、グッズが陳列されていてもおかしくない場所。そういう所で市民権を得て、世間に知られていかなければ…と考えると答はひとつ。そうです、スーパーマーケットとコンビニです。

ありきたりと思われた諸氏、コンビニに羽生結弦の手の形をしたローターがポケットティッシュの横当たりに陳列されている状況を思い浮かべてほしい。

これは並大抵のネゴシエーションでは到達できない難易度、科挙も真っ青、実現可能性でいうとここまでの話の中ではぶっちぎりで低い項目だ。

逆に言えば、ここさえクリアしてしまえば35億本は余裕で到達できてしまうハードルとなる。どうかな、これを読んでるPR担当者諸君。どうしたらこの超ピーキーなセルフプレジャーグッズが世に出回るか、考えてみてはくれないか。

 

price~値段~

たぶん作るの超金かかるし、こういう汚れ仕事を引き受けてくれる羽生結弦選手のギャラとか想像するととてつもない元手がかかると思うんだけど、商品化できればたぶん35億本売れるから、一本10000円でいいや。売上3兆5千億円。ひゃっほう。原価2000円かけても2兆8千億円の利益。ていうか、こんな夢のあるローター作れたら別に利益とかいらねーわ。

 

本当はプロモーションとかターゲットとか、いろいろ触れようと思ってたけど眠くなってきちゃったんで寝ます。あ、もしこの感じでSODあたりから手の平の形したローターが発売されたら、元ネタこのブログだから。自慢していいよ。おやすみ。


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