8年間呑み続けた男・35歳からの断酒日記

決してアル中ではありません。と言い張る私の断酒備忘録。

酒を飲んで犯した失敗あれこれ

断酒には「底つき体験」ってやつが必要、ということはよく言われることである。

自分も底つき、とまではいわないまでも、飲酒で犯した失敗はいくつかある。


1.転んでスーツ一式おしゃかしゃま事件

いきつけのジャズバーでしこたま飲んで、どうにか自分の家がある駅まで着いたわたくし。
ちょっと酔い覚ましに夜道を歩こう、とコンビニでまたストロングかなんかを買って、ぷらぷら歩いてた。

夜風にあたり、なぜか走り出したくなった。もうこの時点で不審者である。

走り出したとたん、坂道を下りながら盛大に転んだ。転んだ、という表現が生易しく感じるほど、盛大に転んだ。そのまま数回転し、アスファルトの路上に仰向けになった。星空が綺麗だった。そのままサンボマスターあたりのMVに使ってもらっても構わないくらいの、ドラマチックな転倒であった。

そこからどうやって帰ったかよく覚えていないが、次の日の朝、ベッドの上のシーツは血だらけ。スーツはところどころに穴が開いて、もう着られる状態ではなかった。


2.お酒飲んで据え膳食い逃した事件
これは類型事件が複数回あったように思う。

要は、同僚なり女友達なりとお酒を飲んでいい感じになり、いきおい部屋に連れ込むなり連れ込まれるなりしたは良いが、お酒のせいで私のティムティムが使い物にならなかったということである。

期せずしてジェントリーに一夜を明かしてしまうのである。

ちなみに、その流れでその後、付き合うことになったケースは一度もない。
その時点で、間違いが起きようのない飲み友達認定されてしまうのである。

みんなどうなんでしょうか。お酒を飲んでもティムが使い物になる人、というのが私はちょっと信じられないのですが。
よくドラマとかであるじゃん。お酒のんで気づいたら裸でベッドの上。昨夜のことを思い出そうにも記憶がない・・・みたいな。

記憶なくなりながらSEXってできるのかね。動物的だなぁ。
私にはできません。物理的に。ティムが。

ある意味、安全な男である。


3.たいして仲良くない人に電話かけちゃう事件

これ、たち悪いやつ。
酔った勢いで、たいして仲良くもない昔の同僚とかに電話かけちゃうの。人恋しくなりすぎだろ。ジャスティン・ビーバーかお前は。

しかも何話したか全く覚えてないから、次の日発信履歴とか見てもとりあえず悶絶することしかできない。絶対相手困ってるし。あーーーー。まぁ、こういう機会がなければ連絡とるような相手ではないけれどもさ。はぁ。

このように、酒に酔って記憶を無くすことをブラックアウトというらしいのだが、これが発生するたびに認知症リスクが増大していくとか。ほんとこわい。


昨年末頃からはそういう飲み方もしなくなったので、一連の失敗はかなり飲んでたころのものである。でも、ほんと頻繁に記憶飛ばしてたなぁ。パンチドランカーみたい。ボクサーもびっくり。



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