8年間呑み続けた男・35歳からの断酒日記

決してアル中ではありません。と言い張る私の断酒備忘録。

アルコール中毒の35歳に仕上がるまで・6

そんな酒好きの彼女とは、半年くらいで別れた。

いろいろ理由はあったんだけど、大きかったのは貞操観念の違い。

異性と二人で飲みに行くのは無しというルールを決めていたのに、恋愛対象ではないという理由で黙って飲みに行ってた事に怒ったり、酒が入ると過去の男とのセックスの話を悪びれもせず話したり。そういう時に湧きあがる、醜い嫉妬の感情に疲れてしまったのだと思う。我ながら女々しい。

 

 

そして、もう一つの大きな理由は、やっぱりお酒だった。

 

飲んでるときは楽しいんだけど、シラフに戻ったときに何を話したのか。何を聞いていたのか、半分くらい覚えてない。向こうも、同じ。

それでも満面の笑みで、「今夜はワインかな?」とか、「どこそこのビアガーデンに行こう!」とか話してる。二人で会って、酒を飲まなかった日はないかもしれない。

心のどこかで、酒に支配された付き合いにうすらさむいものを感じていた。

 

そんなときに、良く遊びに行くようになった子がいて、その子がいまの彼女だったりする。一滴も飲めない、それはそれではじめてのケースだけど。

 

だから、その子にひかれていったのかもしれない。

 

その子と付き合うために、彼女には、貞操観念の違いを理由に別れを告げた。

その子のことはもちろんだけど、なぜか、酒のことは言えなかった。

理由としてはよほど、前者より伝えやすいと思うんだけど。

 

うーん、文章にすると、なかなかのクズだな。私は。

 

 

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