アルコール中毒の35歳に仕上がるまで・7
前の彼女と別れ、新しい彼女と付き合うことになった。
この彼女とは、この記事を書いている2017年7月現在も付き合いが続いている。
新しい彼女は、お酒が一滴も飲めない。
これはこれで、全く新しいパターンだった。
今までできた彼女も、離婚した前妻も、全く飲めないということはなかったからだ。
正直、つまらないことになるかもな、と思っていた。
素面の人間の前でひとり酒に酔うのは、私が考える飲酒シチュエーションの中でも最も居心地の悪いものだ。ゆえに、彼女との付き合いの中で酒が減るかもしれない、という漠然とした予感があった。
続きを読む断酒4日目:梅雨明け宣言きましたね
梅雨が明けまして、おめでとうございます。
こんな画像も愛想もエロもない、はじめて四日目の私のブログですが
毎日更新してるせいか、想定外にたくさんの方にご覧いただいているようです。
本当にありがとうございます。
まぁ、殴り書きというスタンスは変わらないけども。
暇なとき、覗いてやってください。こっちも適当にやるので。
引き続き、よろしくお願いします。
今日は給料日。
明日はお休み。予定なんもなし。
梅雨明け宣言。
自分へのごほうびとしては、今夜は最高のタイミング。
やっちまいそう。
やっちまいそうだぁー。
と、ここまで考えたところで、ふと思った。
なんで我慢してるんだっけ。
確かに断酒してる。断酒してるから飲んじゃいけないんだけど、
いつまで断酒するの?
いつまで断酒すれば、アル中じゃないよーんって言いきれるの?
あるいは、どうなればアル中じゃないよーんって言いきれるの?
γ-GTPが40くらいになったら?
体重が70kg切ったら?
断酒貯金が100万円貯まったら?
え、それまで飲んじゃいけないの?なんで?
別にごほうび一杯くらいよくない?誰にも迷惑かけないし、
体の調子を崩してるわけでもなければ、金借りて飲むわけでもないし。
…って思考に入り込むのが、アル中なんだろうか。
おそらく、この葛藤こそがアルコール依存症が一生の病気、と言われるゆえんである。誰にも完治を確信できない病。あなおそろしや。
私は違う。違うはず。やめられてるもん、今日で四日目。過去最高記録。
こういう日を積み重ねて、あるとき本当にこんなことすら考えなくなって、
ある日何かのシチュエーションで、ほんとに何の気なしにクイッと飲んで
「あ、断酒してたんだった」
くらいお酒を意識しなくなれば、依存症とは言えなくなるのではないか。
うーん、不自然。そんな人、たぶんいない。
お酒って、みんなある程度は意識して飲む。
水とかお茶飲むときに「今日は飲むぞ!」とか「飲みすぎないようにしなくちゃ」とか考えない。でもお酒の時は、考える。特別高価なわけでもないのに。やっぱり頭のどこかで、これは本当は体にいいものじゃないんだって考えるからかな。
そして、それでも飲んでしまう。コントロールがきかなくなる状態が、アル中なのかな。だとしたら…
私は、どうなんだろう。
断酒3日目:鬼門は帰り道
あー、今日も今日とて働いた。
やっぱり、帰り道が一番飲みたくなるんだなぁ。
店に寄るとかはあまりなくて、道すがら飲むやつ。
傍から見るとかなりみっともないんだけど、私も電車内飲酒族だった。
キオスクで350ビールと350ストロング買って、帰りの電車内であおる。そうすると、あっという間に家に着く。飲みながら家が近づくなんて、最高じゃんと思いながら。
この飲み方を覚えたのは、前職で働いていたときだった。
当時の上司とは帰り道が同じで、小田急線を使ってた。新宿から小田原とか、江ノ島のほうに行くやつね。この上司、絵に書いたような営業マンで、ご多分に漏れず、お酒も大好きだった。
で、上司はたまにロマンスカーっていう特急列車でビール飲みながら帰るんだよとか言って、私の分も特急券を買ってくれて、お酒も買ってくれて、二人でロマンスカーで飲みながら帰った。店で飲むよりずっと安上がりだから、とか言って。普段はできないつっこんだ仕事観の話や家族の話をしながら、揺られて飲んで、帰った。
思い出すと少し胸が温かくなる、良い思い出。
酒を飲んでたから、生まれた思い出なんだよなぁ。
酒によって巡り会うことのできた縁や、思い出はたくさんある。今につながっているものも、もちろんある。酒を飲んでたから食べたものもあるし、行った場所もある。酒は、私の知見や行動範囲を広げた。それはおそらく、間違いない。
だから、多くの断酒先輩が言うように「酒を嫌え」ということが、まだ私にはできそうにない。そんなふうに、過ごした楽しかった時間を、アル中の一言で否定したくない。
自分はアル中ではないと言いたい。言い切りたい。
アル中じゃないから、簡単に酒なんて断てる。
私の場合、それを証明するための断酒なのかもしれない。
断酒3日目:衝撃的な事実
本日、めでたく私の8年間飲酒生活の中では過去最高記録となる、3日目の断酒を迎えた。
そんな中、一つの衝撃的な事実が発覚した。
誰かに話さないと、やってられない。
悲しい。悔しい。
やるせない。
やり場のない怒り。
続きを読む断酒2日目:はじめての断酒休日
このたび、めでたく断酒2日目を迎えることができました。ぱちぱち。
2日間連続で飲まなかったのは、2014年の11月以来。別居のゴタゴタで先方の実家に泊まり込んでたことがあって、その時はさすがに飲めなかった。
え?ってことは、2年半ぶりくらい?
すげー。やればできるじゃん。えらいえらい。
今日は断酒後はじめての休日といふことで、今までのルーティンを一新すべく、なんと朝7時半からランニングするという暴挙に出た。
もう、あんまり考えないでえいやっと飛び出した。
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