8年間呑み続けた男・35歳からの断酒日記

決してアル中ではありません。と言い張る私の断酒備忘録。

女性諸氏、もうざっくばらんに聞いていい?優しいだけじゃダメなんでしょ?

どうなの?
ダメなんだよね?

っていうのもさ。

昨日、彼女から「友達と一緒に元彼のところに旅行に行ってきてもよいか」という申し出を受けた。「いやだったらやめるけど・・・」というハナクソのような枕詞を添えて。

正直、その申し出を言われること自体が相当信頼されてると思っているのか、ただただナメられきってるのか、そのどちらかなのかと思い心中穏やかではなく、でも黙って行くこともできる事をわざわざ言ってきたってことは本当に下心なく言っているのか、なら行かせてやるのが寛大な男なのか、と激しく心が波立った。

元彼は数年前のワーホリ先で出会い、知り合い、付き合ったそうで、別れた後も友達と3人で食事に行ったりはしていたそうで。何でも、元彼というより仲間にカテゴライズされるということで。ファック。どれ一つとして受け入れられねぇ。受け入れたフリはしてるけど。

彼女は悪気無くそういう事を言ったり、したりすることが多いのはもう知ってた。でも、おそらく一線はあるんだということは感じる。だから、間違いなんてないって信じて送り出したいけど。さ。どうなのよ。

「むこうはもう全然そんな気はないから」って彼女が繰り返すたびに、お前の気持ちはどうなんだよって思いが強くなる。聞いてもはぐらかされるし。
沈黙の後風呂に入っている彼女を残して家に帰ろうかと本気で思ったけど、そしたら色々と終わる気がして踏みとどまった。

結局その後いろいろ話し合って、本当に友達として会いたいだけで下心はないっていうことはわかったけど、やっぱ行くなって言って終わった。

で、その後も色々話してて寝るかってなった時、何だかその元彼に対する怒りというか嫉妬というか、そんな感情が押さえられなくて、わりと乱暴に彼女を抱いた。
壊してやろうかとか言いながら、元彼のこともこうやって触ったのか、とか、こんなことされたのか、とか言いながら。

そしたら、かつてないくらい反応が良かった。そして、終わったあともなんかやたらと甘えてきた。さっきみたいの、たまにしてとかハートマークつけて言ってきた。

それで気付いた。
優しいだけじゃダメなんだなって。

性交ってすごい。

今までまったく、そういうことに気付かなかったわけじゃない。「優しいだけじゃダメだよなー」ってことは思ってた。言ってた。けど、実際に行動に移したことはなかった。優しくしないなら、乱暴にすればいいのか、っていう2択しか感情のボキャブラリーがなかったから。

でも、それは微妙に違った。優しくない=乱暴ではなかった。
(優しくない≠乱暴)=(素直≠優しい) くらい、複雑な話だった。

オラオラ系やサディストがモテるのは、周りの女がバカだから、マゾだから、とかそんな簡単な話じゃなかった。逆に、優しい男がモテるなんていう勘違いは、おそろしく幼稚なものだった。

男は、優しさの中にも一抹の適当さ、残酷さを秘めていたほうがモテるのだ。
それが人間の奥深さというか、その人の意外な一面だったりするのだ。
スイカに砂糖をかけずに塩をかけるのは、そういうことなのだ。違うか。

一言で言うのは非常に難しいけど、昨夜はそんな感じで意識して荒っぽくしたり、冷たい表情を作ったり、彼女が実は欲しいであろう言葉を浴びせたりしてみた。

その後で、自分を飾らずいつもの“優しい”言葉をかけたりしてみて、はじめて気付いた。その薄っぺらさに。

優しくするだけなら、たぶん簡単だ。
自分の中の“優しさ”を、理想をただ相手に与えれば良い。優しさが否定されるなんて思わないし、否定されたとしたら相手のせいにできるからだ。だって自分が与えたのは“優しさ”なんだから。

一方、優しさをただ与えず、忍ばせることは非常に難しい。
それでもぶっきらぼうな所作や冷たい言葉の中に見え隠れする優しさを、女性はきっと探そうとする。見つけたとき、それは与えられる“優しさ”より遥かに価値を持ち、その女性は優しいだけの男性よりずっと魅力を感じるのではないか。

私は齢34にして、もしかしたらイケメンなら高校生くらいで気が付いていたかもしれないこの世の摂理に昨夜、触れたのだ。

どうだろう。このブログを読む女性諸氏、もしくはその心が分かる男性諸氏でもいい。この摂理が正しいと思うなら、ぜひ★マークを押してほしい。そして、何言ってるんだろうこの人気持ち悪い、全然断酒ブログじゃないしにほんブログ村に通報しよっと、と思われた方はどうか思いとどまり、そっとこのブログを閉じてほしい。そして、間違っても二度とこのブログを開かないで欲しい。私は貝になりたい

私の今後の人生における「優しさ」の定義を、このブログで決定する。
安い定義だなぁ。


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断酒29日目(うち19日敗北):久しぶりに休肝成功

一週間ぶりに飲まずに済んだ。彼女の家に泊まったからだ。
寝不足気味なのに頭が軽い。眠いだけ。おなかもすっきり。
今日も泊まるから、二日連続休肝なるか。

おもてむき断酒継続中としている彼女の前では一切飲まない。THE 抑止力。
このまま同棲とかできたら飲まずに済みそうな気もする。いや、こんなに意思が弱いときっと隠れて飲むようになるだろう。以前の結婚生活の時がそうだったように。

隠れて飲む心理は、確実にアルコール中毒者のそれだと思う。
普通の人は、飲みたかったら飲む。飲みたくなければ飲まない。だから、わざわざ飲酒を隠す必要がない。それが普通のことだから。

アル中は、基本的に飲酒に罪悪感を抱いてる。やめたいのにやめられない自分に劣等感を抱き、それが誰かに知られることを酷く恐れている。
前に少し書いたけど、彼女の家に泊まりに行く際に、2本くらい酒を飲んでから行くときがある。で、それを隠して家に行く。典型的な隠れ飲酒。本当にこれだけはもうやめたい。昨日も飲まなかったし、たぶんできると思う。

あと1日で30日。30日中、19日飲酒でおさめたとすると・・・

3日に1日はお酒を抜けた計算になる。

あれ?それってけっこう快挙じゃね?
8年間ほぼ毎日飲んでた人間が、ここ一ヶ月は3日に1日は酒を抜いたという事実。
これはもしかしたら、自分をほめてもいいかもしれない。

みんなすごいよなー、ブログはじめたとたんに断酒成功してる人の多いこと。
自分はまだその領域まで至ってないなー。でも、ブログやってるからきっと3日に1日は酒抜けたんだなー、と思う。

よし、次の目標は60日目で最大30日敗北におさめよう。そしたら2日に1日は酒抜いてる計算になる。とりあえず、そんなペースでいい。いいことにしよう。

久しぶりにまじめに断酒日記でした。


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嫉妬という、煮ても焼いても食えない感情。

嫉妬って、醜い。男のそれは、特にみっともない。
こんなにも人を翻弄する感情を、なぜ神は与えたもうたのか。


神よ、これ要らないだろ。生きてく上で全く不要だろ。
なのに、私はすこぶる嫉妬深い人間だということに、今更ながら気付いた。

 

私たちは社内恋愛で、職場の人には内緒にしている。当然、バレれば仕事がやりづらくなるであろうという深慮からである。でも、それ自体は特に負担になることは無いと思っていた。離婚した前の妻とも社内恋愛だったし、いっこ前の彼女も社内恋愛だ。そのいずれも、特に嫉妬などという感情を抱いたことはなかった。

 

なのに、今回は半端なく嫉妬してしまう。
もう本当、疲れる。いいじゃん、彼女が誰と話そうとさ。職場だよ?誰もそんなこと意識してないよ?

実は、嫉妬してしまう理由についてはもうハッキリしている。

彼女が八方美人なのだ。八方どころかもう360度全方位パノラマ美人。RICOH THETAもびっくりの全天球カバータイプ。

個人的には、もっとつんけんしてほしいの。俺以外には。職場でのあだ名が「鉄仮面」とかでも全然いい。むしろタイプ。お前は蒼波純かっていうくらい笑わないでほしい。そんなに全方位に笑顔を振りまいて、やたら近距離に立たないでほしいの。もう私だけを見て!なの。

 

でもそんなことは男として言えないの。嫉妬してるだなんて。

自分に自信がないことの何よりの証明になってしまうから。

そして、そんな男に魅力がないなんてことは、私でも容易に想像できるから。

 

だから余裕綽綽でふふと笑ってグラスワインでも傾けながら、もっと愛想売って非モテ社畜共を勘違いさせてこいよとか言ってたいの。本当は。それが私の中の理想の漢像。モデルは福山雅治なの。もしくは西島秀俊。あいつら嫉妬とかしなさそうじゃん。されこそすれ。

どうしたら嫉妬せずに過ごせるかなー。やっぱり自信かなー。お前なんか仮に誰かと浮気したとしても、そいつは俺より良い男なわけないんだから後悔するだけだぞ。みたいな。

 

とりあえず20kgくらい痩せて、あと700万円くらい年収上がらないとなー。
わりと現実的じゃん。大丈夫大丈夫。

 

 

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断酒28日目(うち19日敗北):ストロングの功罪

出勤の電車内での八割の時間は、にゃんこ大戦争で不毛な殺戮を繰り返している
私です。おはよう。超激レア絞りすぎだろコレ。

 

ぼちぼちこのブログをはじめて丸一ヶ月経つんだけど、うち19日敗北ってことはだよ?31日中20日くらい飲んでるってことだよ?

 

これ、断酒ブログだよ?大丈夫?にほんブログ村から怒られるよ?

 

それはさておき、今日は私とストロング系チューハイということで書こうと思う。

タイトルが何か歴史的人物について考察する感じになってしまったけど。

 

みんな、ストロングは知ってますよね?天海祐希がストロングーッドっていってるやつ。飲むと次の日、高確率で頭いたくなるアレ。サークルの飲み会とかあると絶対何本か紛れてるアレ。

 

私のアルコール濃度基準は、ストロングによって形成されたといっても過言ではない。多くの方はそうではないでしょうか。ストロングのロング缶は3本飲んだら死ぬ、みたいな基準。

 

あれって、ほぼ全てのストロング系チューハイのアルコール濃度が9%って明記してあるからだと思うのね。同じ度数ってところがミソ。 

 
さらに、9%っていう濃度がミソ。
生かさず殺さず、有期契約社員、友達以上恋人未満的な濃度。これ以上でも以下でも、ここまでの市民権は得られなかったであろう、絶妙の濃度。

 

このストロングゼロの登場により、多くの大学生がまず自分の限界を知ることができるようになった。ストロングッドは本数を重ねるほどバッドになるということも。それはアルコール中毒死という不幸な事故の抑止に繋がった、という識者も少なくないと言われている。知らんけど、多分そうだ。

 

反面、9%という日常的に飲酒するにはかなり高めのアルコールを、ぐいぐい飲めてしまうために容易にアル中予備軍を生み出してしまうという諸刃の剣なのだ。ストロング系チューハイってやつは。

 

このブログを見ている時点で酒のみか、酒のみの配偶者なり彼氏彼女を抱えている人がほとんどだと思うので、今更な忠告かもしれないが。

 

ストロング系チューハイには気軽に手を出すな。

ヤツらはアル中製造機だ。

あ、もう東京だ。いってきます。

 

 

 

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目の前のカップルの会話

いま、上野東京ラインで帰りの電車なんだけど。

 

目の前に立ってる、見るからにひと夏の思い出系カップルの会話が嫌でも耳に入ってくる。声がデケェし、なんかやたらと楽しそうだしクソッ。彼女がマシンガンのように喋っていて、バリ島の話してたと思ったら次の瞬間には彼の頭髪の濃い薄いについての未来を案じている。

 

めちゃくちゃ取り留めもない話をかいつまんで聞いてると、そこまで長い付き合いというわけではないようだ。今は彼女が彼に「目大きいとか言われない❤?ていうか左と右の大きさ違うよね❤?」とか話しながら腕を絡ませている。

 

人の顔は基本的に左右非対称であり、100%対象なのは100万分の1の確率で有名どころだと香椎由宇が挙げられるがそれくらいで、キサマの彼氏の眼球が非対称なのは突っ込むほどのことではないんだぜって心の中で直接脳内に届くように呟いたけど、全く気がつく素振りもないまま腕組んで電車降りてった。

 

私には彼女がいる。付き合ってぼちぼち8か月。おそらく、はたからみたらまぁまぁの痛々しさでイチャついている。でも、こういう光景を見る度に自重しなくちゃなと思う。

 

だいたい思うだけ、だけど。

バツイチ経験者から言わせてもらうと、男女は程度の差こそあれ、イチャつけるうちが華だ。いつかは絶対遠い目で思い出すことしかできなくなるんだから、思う存分イチャつかせてもらうさ。他人のそれを見るのは不快だけどな!

 

言いたいことを言い散らかすだけのエントリーでした。それではまた。

 

 

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仕事中のサボりネットサーフィンがどれだけバレてるか問題

タイトルからいきなり何を言い出したんだろう、この人は。と思ったかも知れないけど聞いてほしい。

というか、教えてほしい。

 

仕事でPCと向き合うことが多い人は、きっと世の中にたくさんいると思う。

その中で、仕事中はPCでは仕事しかしてません!っていう人は、どれだけいらっしゃるのでしょうか。

仕事中のネット閲覧履歴には仕事関係のものしか残ってません!っていう人。

いや、一般的にはそうでないといけないと思うんですよ。

見てもせいぜいYahoo!ニュースでちょっと気になった時事ネタのページくらい。


かく言う私なんかは余裕で気になってるドラマのネタバレレビューとか

買ったばかりのゲームの評価とか閲覧しちゃってるわけですが。

 

それって、やっぱり異常なことなんでしょうかね。

そして、バレてるんでしょうか。

周囲は大人の対応で気付いてないフリをしてあげてるだけで、陰では「あの人また価格ドットコムで扇風機の最安値検索してる」とかウワサになってるんでしょうか。

 

一応、後ろを人が通った時はすぐに職場の公式ホームページとかを表示させたりなんかはしてるのですが。瞬発力には自信があるので。あるので。

 

うーん、みんなどうしてるんだろう。どこまでやってるんだろう。

 

前に窓を背にしてデスクがある上司のPCの内容が、後ろの窓に全部反射していて、1時間くらいずっとソリティアやってたのは全員にバレてたけど。


さ、今日も履歴全部消去して帰らなくちゃ。


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断酒27日目(うち18日敗北):本当に酒って美味しいのか問題

時は経ち、夏も半ば。

完全に飲酒習慣が逆戻りした私です、こんばんは。

 

たぶん、飲まなければ飲まないでも大丈夫。全然生きて行ける。

でも、飲まずにはいられない。なんでだろうね。

ほんとに、アルコールってこわいね。こわいこわい。

 

この日記の最初の方に連続5日間くらい断酒してたんだけど、その頃は炭酸水飲んでたのね。それで問題なかった。ビールなんかより後味さっぱりしてて飲みやすくて、美味しかった。つまみも食べようなんて気持ちは起こらないし、実に健全であった。

 

私よ、目を覚ましなさい。

お酒ってそんなに言うほど美味しくないでしょ。

誰かに嘘をついてまで飲むような代物じゃないでしょ。

 

今夜は飲まない。

こうやってブログに書いた日は飲まないでいられる。

 

飲まないぞー。おー。

 

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